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異常事態を早期発見するためのサービス・製品

高齢者見守りニーズの中で一番大きなものは「安否確認」でしょう。

脳梗塞など急な発病や転倒骨折などで動けなくなっていないか。
外に助けを求められない状況に陥っていないか。

毎日電話をしていれば、異常事態にも気付きやすいと思いますが、なかなかその余裕がない場合もありますし、電話になかなか出てくれなくなるケースもあります。

そんな時、一定時間家の中で動きがないなどを元に「異常事態の可能性あり」と感知・通報してくれるサービスや製品があります。

INDEX

  1. 設置センサーが一定時間動きを検知しないと通知
  2. 毎日使う家電製品などで異常を感知する
  3. DIYで人感・開閉センサーを設置する
  4. 緊急事態を外部に知らせるSOSボタン
  5. ネットワークカメラ設置で家の中の状況をチェック

設置センサーが一定時間動きを検知しないと通知

総合ホームセキュリティ会社が提供する高齢者見守りプランでは、家の中に人感・動体センサーを設置し、一定時間人の動きがなくセンサー検知されないと「異常事態が発生している可能性あり」となります。

「セコム・ホームセキュリティ(親の見守りプラン)」公式サイト
https://www.secom.co.jp/homesecurity/plan/seniorparents/index2.html

電話などによる現状の確認の後、必要に応じてスタッフの自宅駆け付けや、110番・119番通報などとなることが一般的です。

安否確認に使うセンサーは、トイレの入口など日常生活の中で毎日必ず生活動線上に設置します。センサーの設置個所を増やすこともでき、また機器はレンタルと買取が選べるサービスもあります。

毎日使う家電製品などで異常を感知する

人感・動体センサーなどではなく、日常生活の中で毎日使うだろう「何か」をフックにした安否確認もあります。

歴史も長く利用者の数も多いのが、象印マホービンが提供する「みまもりほっとライン」です。お茶を飲む際などに電気ポットを使うと、その利用状況が離れて暮らす家族にメールで届きます。毎日給湯が行われていたのに、ある日突然それがぴたりと止まったら「どうしたんだろう」と気付けるという仕組みです。

ハローライト公式サイト
https://hellolight.jp/

「ハローライト」は、通信機能を内蔵した電球です。照明のオン・オフ状況を監視して、24時間点灯・消灯の変化がないと、あらかじめ登録してあるメールに通知が行く仕組みです。寝室やリビングの電球を変えれば、24時間以上点灯がなかったり、逆に付けっ放しという事態を知らせてくれます。

同じような仕組みで、単3電池型のものが「MaBeeeみまもり電池」です。テレビやエアコンのリモコン、トイレのウォッシュレットコントロールパネル内の電池を置き換えることで使えます。

DIYで人感・開閉センサーを設置する

見守りサービスを利用して安否確認する他に、自分で機器を購入して設置することもできます。今はスマートホーム化用の製品として、人感センサーや開閉センサーがとても安価で購入でき、かつ設置や初期設定も簡単です。

Switchbot人感センサー
https://www.switchbot.jp/products/switchbot-motion-sensor

例えば「SwitchBot人感センサー(2,480円)」と「SwitchBotハブミニ(3,980円)」を設置すれば、親がトイレを使うたびにスマホアプリで通知を受け取ることができます。また開閉センサーを追加すれば、玄関の出入りも確認できます。

緊急事態を外部に知らせるSOSボタン

誰かの助けが必要な事態になっても、外部に電話をかけることもできない場合があります。そんな時、首から提げてあるペンダント型のSOSボタンを押せば外部にその通知がいくというものもあります。

この製品はWi-Fi接続できるインターネット環境が必要ですが、月2~3000円台で利用できる格安SIMサービスとモバイルWi-Fiルーターを組み合わせれば、手軽かつ安価にWi-Fiインターネット環境は用意できます。

またホームセキュリティ会社が提供する高齢者見守りサービスにも、ペンダント型のSOSボタンの貸与が含まれています。そうしたサービスを利用すれば、いざという時に家族より早く現地に駆けつけて助けてもらうこともできて安心です。

ネットワークカメラ設置で家の中の状況をチェック

「親の動きがない」 「電話にも出てくれない。何かあったのかも」と、センサーや見守り家電によって気付けても、それだけでは、実家の家の中で何が起こっているかわかりませんし、119番で救急車を要請することもできません。

近くに他の家族や親戚がいれば、合鍵で中に入って確認してもらうこともできますが、そうでなければ近所の人には頼みにくいという場合もあるでしょう。

そんな時のため、親の同意をとってネットワークカメラを設置しておくといいでしょう。Wi-Fiインターネット環境が必要ですが、カメラ自体は今3~4000円前後で高機能な製品もあります。

これは中国スマホ大手のXiaomi社が発売しているネットワークカメラで、スマホアプリから操作するとレンズが回転し360度ぐるり見回すこともできます。廊下などの設置に便利です。

多くのネットワークカメラには、動体検知するとその前後数秒間の映像を録画し、カメラ内のSDカードやクラウドに保存する機能があります。これによって動きがあった最後の映像を確認すれば、実は家の中で倒れているのではなく、何らかの用事で身支度して出掛けていただけだったなんてこともわかります。

DIYでの見守り体制構築なら、人感センサーとネットワークカメラの両方を設置しておくと、基本の安否確認は人感センサーで行い、動きがない時にネットワークカメラで状況把握ということができます。

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