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高齢の親の一人暮らしが不安になった時

久々帰省した時、目にした親の姿や言動に老いを感じ、ショックを受けたという話を聞きます。

  • 歩いていても足がちゃんとあがらず、つまづきやすくなった
  • 手や腕の力が弱り、モノをすぐ落とす
  • なのに台所で揚げ物をしていて、油満載の鍋をひっくり返さないか不安になる
  • 日中もカーテンを開けず暗い中でぼーっとしている時間が増えた
  • 「今回はいつまでいられるの?」と同じ質問を何度もし、その記憶が本人にない
  • 家の中がすごく散らかって混とんとしている
  • 家の中や庭先で転んで起き上がれなくなった話をされた

数日の帰省では気付きにくい変化も、年末年始に長めの滞在をすると見えてきたりします。

「もしかしたら認知症が始まっているのかもしれない」
「転んで骨折でもしたら大変なことになる」
「一人での暮らしには限界なのかも・・・」

そう感じ始めた時に検討される選択肢はいくつかあります。

Uターン同居子供のうち誰かが実家に戻り同居する
呼び寄せ同居子供が暮らしている家に呼び寄せて同居する
施設入居グループホームや特養などの施設に入居してもらう
介護サービス利用ヘルパー派遣やデイサービスなどの利用/既に利用している場合、その利用日数を増やす
見守りサービス利用警備会社などが提供する見守りサービスを契約し緊急事態に備えられるようにする
DIYで遠隔見守り体制ネットワークカメラやスマートリモコン設置などのDIYスマートホーム化で、自前の見守り体制を構築する

Uターン同居は、親にとっては一番安心できる選択肢でしょうが、仕事や家族のこともあり簡単ではありません。呼び寄せ同居も、住み慣れた場所から離れることに親が抵抗を感じるでしょうし、施設入居も、本人がまだ危ういながらも家事をこなし一人でなんとか生活できる状態だと「共同生活なんて嫌」と拒まれてしまう可能性が大きいです。

介護サービスは、要介護認定をし介護度がついているのであれば、積極的に使うべきです。
例えばひとりで家事ができている場合でも、週1回の訪問介護ヘルパーを利用すれば、体調や生活状態の変化などにも気付いてもらいやすくなります。またゴミをまとめて出したりお米など重たいものを買ってくるなど、高齢の親では難しいことを代行してくれます。ただ介護度によって利用上限もありますので、訪問介護ヘルパーが来れない曜日や時間帯、親が誰の目も届かないまま生活している状態は変わりません。

同居は難しい。
施設に入居するにはまだ早い。
だけど、何かあった時には速やかに気付いて対応できる体制にしたい。そして親が生活する上で不便なことなどがあれば、改善のためのサポートをしたい。

それが当サイトのテーマである「高齢の親の見守り」です。

方法は色々あります。

このサイトで提案している「見守りテック」活用もそのひとつです。ネットワークカメラやセンサーなどを設置すれば、遠隔でもインターネット越しに見守れる体制を作れます。スマートディスプレイがあればいつでも簡単にビデオ通話ができ、スマートスピーカーを使って薬の飲み忘れ防止の呼びかけを行うのもありでしょう。

訪問介護ヘルパーやショートステイなども利用すれば、施設入居しなくても、親の生活を誰かが見守り、いざという時には連携してスムーズに対処できる体制を築けます。ホームセキュリティ会社などが提供している高齢者のための見守りサービスを利用する方法もあります。

「今はまだ大丈夫そう」

と思っても、子供の成長があっという間なのと同様、高齢者の老いも思っているより早いもの。一度の転倒・骨折をきっかけに、状況が急転することもあります。

不安を感じたら先手先手で動くことが、親のためにも、そして自分自身のためにも必要です。

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