
熱中症を防ぐ/家電製品の消し忘れチェック

毎年夏になると流れてくるのが、自宅で熱中症となり救急搬送される高齢者のニュース。一人暮らしだったり、夫婦どちらかが寝たきりや認知症の場合、残念ながら命を落としてしまうことも。
「お母さん、今日は日中35度近くまであがるらしいから必ずエアコン付けてよ」こんな電話を自分もどれだけかけたかわからないほどです。
「高齢者は節電志向が強い」「昔はエアコンなしで大丈夫だったから」と思っている人も多いようですが、洗濯機がない時代に育った人がずっと手洗いし続けているなんて話は聞きません。
高齢者がエアコンを付けないのは、加齢によって「暑さ」を感じるセンサーが鈍っている要因も大きいようです。実際私の母も、猛暑日でも暑いとは感じず、それゆえ娘が電話で「エアコン、エアコン」と連呼してもエアコンを付けようという発想にならないだけなのです。
スマートリモコンは全高齢者の家につけるべし!

この問題を解決するのは、「スマートリモコン」です。私の実家も、これを取り付けてから夏の熱中症リスクは大幅に下がり、私も天気予報を見ては電話して母に疎ましがられるという不毛なルーティン作業から解放されました。
スマートリモコンがあればこんなことができます。
- 離れた場所から実家のエアコンを操作してつける
- 温度計と連携させ、一定の温度より上回ったり下回った時にエアコンを自動的に稼働
- スマートスピーカーと連携させ、音声で別の部屋のエアコンを操作する
もうひとつ、セットで導入したいのがこれです。

スマートリモコンと連携させて利用できる温湿度計です。これがあれば、離れた場所からでもスマホアプリで室温や室温推移を確認できますし、自動化設定で、30度を超えたらエアコンをONにするといった設定も簡単です。
もちろん最新の高機能エアコンなら、インターネットに接続しスマホから操作できる機能を最初から搭載していますが、この「スマートリモコン」「スマート温湿度計」を買い足せば、既存のエアコンでも同じようなことができます。
熱中症は、時に命を落とすこともあります。
数千円のアイテムで熱中症リスクを低下させられるなら、安いものだと思います。夏になると高齢の親が心配で・・・という方は、ぜひ導入をご検討ください。
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入門編
初級編
<目的からチェック>
- 急な発病・転倒など緊急事態を早期発見
- スケジュール管理・毎日の日課リマインド
- 熱中症を防ぐ/家電製品の消し忘れチェック
- いつでも顔を見ながらコミュニケーション
- 外出・帰宅を確認/遠方から来客対応する
- リモコンが苦手になっても「声」で家電や照明操作
<モノからチェック>
- まずは手軽&安価にネット環境を作る
- 見守りの「目」になるネットワークカメラ
- 家電遠隔・自動操作するスマートリモコン
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