Ringの屋内カメラで「防犯」と「見守り」実現
最近、自分の周りでも「Ring」のネットワークカメラを実家の親見守りや、自宅留守時のペット見守りなど用として購入する人が増えています。
Ringは、Amazonの子会社になった米国ホームセキュリティ製品のメーカーです。日本では2022年から発売を開始し、スマートドアベル「Ring Video Doorbell」や、ネットワークカメラが人気です。
今回はそのネットワークカメラのうち、もっとも価格もお手頃で買いやすい屋内用カメラ「Ring Indoor Cam 第2世代」をレビュー用にお借りしたので、ご紹介します。
ちなみに本日3月5日23:59まで開催されている「Amazon新生活セール」で、通常価格4,980円のものが、25%引きの3,730円となっていますので、必要な方はぜひこの機会に!
現在、日本ではRingシリーズ4製品が発売されています。うち1製品がドアベルで、残り3製品がネットワークカメラ。そして今回ご紹介する「Ring Indoor Cam」は、屋内用かつ電源に接続して使うタイプのものとなります。
2023年にプライバシーカバーが搭載された「第2世代」が発売され、2023年度のグッドデザイン賞も受賞している。2024年3月5日時点では「スタンダード型防犯カメラ」カテゴリでのベストセラー1位にもなっている。
初めて実物を見たが、あまりの小ささと軽さにびっくり。
直径4.9cmで高さは9.6cm(含む台座部分)。色は白と黒の二種類が用意されている。
本体と台座の間の連結部分はボールになっているので、角度調整は自由自在。また重さも80g弱と軽いので、割とどんな場所にでも取り付けやすいと思う。倒れやすい斜めの場所なら、台座部分を軽く養生テープで固定するでもいけるので。
台座の裏の底部分はプレートを取り外すことができ、これを同梱されているネジで壁や天井に固定してカメラを取り付けることもできる。
天井近くの壁に固定して部屋全体を映し出せるようにしたいということであれば、こんな角度での取り付けも。この場合、アプリ設定で映像は上下反転させることができる。
ただしバッテリー駆動ではないので、同梱されているケーブルでの常時給電。このケーブルは2mなので、足りない場合には別売りの3mのケーブルを使うか、延長ケーブルをつなぎあわせるなどする必要がある。
さっそく、留守中の猫の見守りに使ってみることに。
留守中、猫の安否確認ができるよう、この小屋から出入りした時にスマホアプリに通知もしてもらうよう設定したい。
アプリの設定はとっても簡単。
Ringスマホアプリをインストールしたら、「デバイス」画面で右下の「+」ボタンをタップし、後はアプリの指示に従って製品種類を指定し、カメラ本体の背後に貼り付けられているQRコードを読み取らせて、指示に従って設定していくだけ。
モーション検知の設定なども行える。
猫は基本、一日のほとんどの時間を小屋の中で過ごしているので、そこから出てきた時だけ検知できるよう、小屋の中は検知エリアから除外した。
外出先からも、猫が動いている様子を確認できるのは結構うれしいもの。
まあ、たまに通知が来てアプリを開いたら、なぜか尾だけが小屋の外にでて動いていたりすることもあるのだが。
二本指でピンチアウトすれば、こんな風に映像の一部を拡大することもできる。1080p HDという高い解像度なので、拡大してもこれだけ鮮明。
カラーナイトビジョン機能のおかげで、夜間でもしっかり鮮明に映し出してくれる。
例えばこれ。自動録画された映像のキャプチャだが、実は夜中でかつ部屋の照明もついていない状態なので、肉眼だったらほぼ真っ暗でどこに猫がいるかもわからない。でもカメラではこれだけしっかりと映し出されている。
Ringの複数のカメラを使っていれば、アプリのホーム画面でこんな風に留守中の自宅を一覧できる。
上のアプリ画面の中央の「RING屋外カメラ」とあるのは、防水でバッテリーも2個挿入して長期間利用できる「Ring Spotlight Cam Plus」のもの。門に人が近付いてきた段階で動体検知してスマホに通知をしてくれるので、チャイムが鳴る前に玄関に向かうこともできるし、家の周りでうろうろ中を伺っている怪しい人影があれば、それも見つけて必要な対処をすることができる。
高齢者が一人で暮らしている家は、犯罪者にも狙われやすくなるので、見守りはもちろんのこと、屋内外にカメラを設置しておけば防犯にもなるし、また屋外の見える位置に防犯カメラを設置することで、抑止効果も期待できる。
スマートディスプレイ「Echo Show」などのAlexa端末があれば、そのディスプレイにカメラ映像を映し出すこともできる。私は入院中の母との面会の時、事前に猫の居場所近くにRingのネットワークカメラやEcho Showを置き、猫のLIVE映像を母に見せたりしていた。
残念ながら病室にEcho Showを設置することは病院側に拒まれてしまったので実現しなかったが、もしそれが許容されている病院や施設であれば、入院・入所中の親に自宅やペットの様子などを好きな時に見てもらえるようにすることもできるし、家の中で一時的に寝たきりになってしまった場合でも、他の部屋の様子が確認できるようになっていれば、少しはストレス軽減になるかもしれない。
「Ring Indoor Cam」は、価格もお手頃で買いやすいし、Amazon子会社でホームセキュリティ製品に特化したメーカーなので、セキュリティ面でも安心して導入できる。2024年12月15日までクラウド録画サービスも無料で利用できるので、ネットワークカメラのある生活をまずは体験してみたいという方におススメだ。
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入門編
初級編
<目的からチェック>
- 急な発病・転倒など緊急事態を早期発見
- スケジュール管理・毎日の日課リマインド
- 熱中症を防ぐ/家電製品の消し忘れチェック
- いつでも顔を見ながらコミュニケーション
- 外出・帰宅を確認/遠方から来客対応する
- リモコンが苦手になっても「声」で家電や照明操作
<モノからチェック>
- まずは手軽&安価にネット環境を作る
- 見守りの「目」になるネットワークカメラ
- 家電遠隔・自動操作するスマートリモコン
- 高齢者アシスタントはスマートディスプレイ
- 転倒や異常事態を検知するためのセンサー
- スマートドアベルで遠く離れた場所で来客応対
実践編
- 「お薬は飲みましたか?」とスマートスピーカーがリマインド
- 親にスマートスピーカーをスムーズに使ってもらう工夫
- IFTTTを使ってスマートホーム製品からLINE通知させる
- スイッチのみの昔ながらの天井照明をスマート化する
- 実家インターネット環境を「格安SIM+SIMフリーWi-Fiルーター」で構築
- アースノーマット+スマートプラグで“蚊取線香レス”環境
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