実家の親にWi-Fiルーターを再起動してもらう方法
「朝からアレクサが変なの。呼びかけてもインターネットがありませんって」
なんて電話が実家の親からかかってきて、スマホアプリを見たら、他のスマートホーム製品もオフラインになってしまっている。どうやらインターネット接続が切れているか、Wi-Fiが使えなくなっている模様。
実家にいないので原因を探ることはできないのですが、まあこんな時はだいたい
「Wi-Fiルーターを再起動」
することで解決したりします。問題はその再起動作業なのですが、「台所の出窓の一番右端に縦長の白い箱があってね・・・」なんて説明から始め、それが「わいふぁいるーたー」というもので、その裏面の再起動ボタンを長押ししてほしいなどとお願いすると、親も覚えられなくて「無理、覚えられない」「怖くてそんなのいじれない」と拒絶反応を示されてしまうこともあります。
何度説明してもうまく伝わらないと、イライラして「だーかーらー!」とかきつい言葉を投げてしまうこともあるでしょう。そして次に帰省するまでそのままになってしまうなんてことも。
もっと楽に再起動をしてもらう方法があります。
それがこれ。
帰省した時にこんな風にセットアップしておくんです。できれば、わかりやすくてすぐ手が届く壁コンセントがいいでしょう。複数の口があるなら、より楽に抜き差しできるよう一番上にしておきます。
正確には「Wi-Fiルーター(もしくはルーター)」ですが、それだとわかりにくいかもしれないので「インターネット」と書いてみました。これなら悩みませんし、関係ない時に抜かれずに済みます。
さらに壁にポストイット紙を貼って、やってもらうことを書いておくのです。「一度抜いてちょっと待ってまた差す」だと、その「ちょっと」がわからず、数分待っているうちに忘れられちゃうこともあると思います。なので「5数えた後に」にしてみました。「抜いてすぐ差す」でもいいのですが、それだと実は最後まで抜けてないのに差しちゃうこともあるかなと思ったためです。
「電話でお願いしても親がちゃんとやってくれない」
というのは、親のせいではなく自分の説明が下手だったり、相手に理解してもらうための工夫が足りていないのです。
ルーターがわかりやすい場所にあり、再起動ボタンが前面にあるのなら、そこを長押ししてもらっての再起動でもいいですが、その場合にも、同じようにマジックでポストイットなどに「再起動ボタンはここ→」「押しながら5数える」など書いておけば、電話で受けた指示を忘れてしまっても大丈夫です。
柔軟な発想と、一手先を読んでの丁寧な準備で、トラブルもにっこり乗り越えちゃいましょう!
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入門編
初級編
<目的からチェック>
- 急な発病・転倒など緊急事態を早期発見
- スケジュール管理・毎日の日課リマインド
- 熱中症を防ぐ/家電製品の消し忘れチェック
- いつでも顔を見ながらコミュニケーション
- 外出・帰宅を確認/遠方から来客対応する
- リモコンが苦手になっても「声」で家電や照明操作
<モノからチェック>
- まずは手軽&安価にネット環境を作る
- 見守りの「目」になるネットワークカメラ
- 家電遠隔・自動操作するスマートリモコン
- 高齢者アシスタントはスマートディスプレイ
- 転倒や異常事態を検知するためのセンサー
- スマートドアベルで遠く離れた場所で来客応対
実践編
- 「お薬は飲みましたか?」とスマートスピーカーがリマインド
- 親にスマートスピーカーをスムーズに使ってもらう工夫
- IFTTTを使ってスマートホーム製品からLINE通知させる
- スイッチのみの昔ながらの天井照明をスマート化する
- 実家インターネット環境を「格安SIM+SIMフリーWi-Fiルーター」で構築
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