SwitchBotの新製品「人感センサーPro」で実現する照明完全自動化!

2025年秋にSwitchBot社から発売開始となった「人感センサーPro
」。ミリ波センサーを使った従来の人感センサーとは全く異なる使い方ができる注目の製品です。購入検討していたところ、クリスマスギフトとして1台いただいたので、さっそく使ってみました。
これまでの「人感センサー」とどう違うのか、導入時の注意点や使い分けなど詳しくレポートします。
INDEX
- 照明スイッチ操作から解放される生活
- 「人感センサーPro」なら動かなくても検知し続けてくれる
- SwitchBotシーリングライトとの連携がおすすめ!
- 【実践】ローカル連携を使って照明を完全自動化する設定
- 設置のコツと注意点
- 親の見守りに使うならどっちの人感センサー?
照明スイッチ操作から解放される生活

私たちは1日に何度、照明のスイッチを押しているでしょう。 部屋を移動するたびに暗闇で壁を探り、寝る前にはリビングの消し忘れを確認しにいく……。部屋の出入り口が2箇所あっても壁スイッチは1箇所だけということもあり、暗い部屋を横切らないといけないこともあります。
この「小さなひと手間」がなくなるとしたらどうでしょう。
もちろん人感センサー付きLEDライトでも、自動化は可能です。私の家でも、廊下やトイレではそれを使い、人が近付けば2分間点灯し、その後、自動で消灯するようになっています。
また
・既存のノーマルな天井照明(赤外線リモコン対応)
・SwitchBotハブ製品(ハブミニ、ハブ2など)
・従来のSwitchBot人感センサー
を連携させれば、「人が来たら照明をつける」「人がいなくなり一定時間が経過したら照明を消す」設定は可能です。ただこの方法だと2つ問題があります。
1.動かないと人感センサーが「人を検知せず」と判定してしまう
従来の人感センサーは、一定時間動きがないと「人がいない」と判断してしまいます。そのため、リビングのソファに座ってテレビドラマを見たり読書をしたり、あるいは仕事部屋のデスクで黙々とパソコン作業をしていると、突然真っ暗になってしまうということが発生します。
2.一般的な照明器具だとSwitchBotハブ製品が「点灯」「消灯」状態を把握できない
詳細は後述しますが、一般的な照明器具の赤外線リモコンは、「点灯」「消灯」が同一ボタン、つまり同じ赤外線信号で「オンオフの切替」という役割を果たしているだけです。これが「人感センサー連携で照明コントロール」しようとした時にうまくいかない原因になります。
+ + +
「SwitchBot人感センサーPro
」と「SwitchBot シーリングライト」を組み合わせれば、こうしたストレスから解放され、リビングやキッチンでも「座ったままなのに消えてしまう」という不満がない照明自動化が実現します。
「人感センサーPro」なら動かなくても検知し続けてくれる

新旧の人感センサーは、お値段もかなり違います(2025年12月21日時点)。
・人感センサーPro
(新製品) 4,980円
・人感センサー
(従来製品) 2,980円
ただ新製品は単に「性能アップ」したレベルではなく、従来の「人感センサー」とは全く異なる「ミリ波レーダー」という最新技術を搭載しています。見た目はそっくりですが、別物と考えてもいいですし、使い分けも必要です。
従来の人感センサーでは難しかった「静止状態の人の存在」も、ミリ波レーダーが正確に感知。これに赤外線センサーや照度センサーが連動し、正確な自動制御が可能になります。たとえば暗い部屋に入ればライトが自動で点灯し、そのまま動かずにいても、ミリ波レーダーが存在を検知し続け、照明が勝手に消える心配はありません。トイレや書斎、作業スペースなど、動きの少ない場所でも、快適さが途切れません。

存在検知がすごい: ソファに座って身体を一切動かず映画を観ていても、実は呼吸をしている限り胸は動いています。ミリ波レーダーはそんなわずかな動きも検知して「人が継続している」と判断してくれます。急に真っ暗闇になって手を振るなんてこともなくなります。
広範囲をカバー: 検知距離が伸び、最大約8m先(動いていない人は約5m)まで検知してくれます。なのでLDKが一体となった広い間取りでも、部屋の隅々まで1台でカバーできます。
細かな照度管理:部屋の明るさを感知する精度も向上しています。「まだ明るいから点灯しなくていい」「この暗さになったら点灯」といった境目を、自分の感覚にフィットするまで細かく調整可能です。
SwitchBotシーリングライトとの連携がおすすめ!

今まで従来の天井照明を使っていましたが、今回SwitchBot社から「人感センサーPro」が発売されたことで、はじめてSwitchBotシーリングライトを購入しました。
「従来の天井照明を、ハブ経由で操作するんじゃだめなの?」と思う方もいるかもしれません。しかし、本気で自動化するならSwitchBot製のシーリングライトとの組み合わせをおすすめします。
理由は先ほども書いた赤外線リモコンの「信号の仕組み」にあります。 一般的な照明のリモコンは、1つのボタンで「点灯/消灯」を交互に切り替えるタイプがほとんど。SwitchBotハブ製品にリモコン登録しようと思っても、「点灯」と「消灯」に同じ赤外線信号を登録するしかありません。
この場合、人感センサーが人を検知し、それに応じてハブが「点灯せよ」という赤外線信号を発信しても、既に照明がついていたら、逆に「消灯」してしまいます。逆もしかりで、消灯状態の時にハブが「消灯せよ」という信号を送ると、点灯してしまうのです。これはSwitchBot製品の問題ではなく、既存の製品を後付けでIoT化しようとする際の限界です。
SwitchBotシーリングライトなら、「オン」「オフ」の命令が明確に分かれているため、意図通りに動作します。 また、Bluetoothで直接通信する「ローカル連携」を使えば、インターネットが不安定な時でも遅延なくパッと明かりがつきます。
【実践】ローカル連携を使って照明を完全自動化する設定
設定は簡単です。
製品のアプリ登録などは他のSwitchBot製品とも共通なので、ローカル設定のところだけ説明します。



1.SwitchBotアプリの「人感センサーPro」画面を開き「オートメーション > ローカル連携」を選択
2.「オートメーションを追加」で、「条件:人感センサーProが人を検知」「アクション:シーリングライトをオン(前回の状態)」
3.日中明るい時には点灯不要な場合には、条件に「照度」も加えたり、日時設定で「終日」ではなく時間帯を設定しておく
設置のコツと注意点
ただ高精度なセンサーなだけに、導入・利用に当たってはコツも必要で、最初ちょっとうまくいかず戸惑うことも多いかもしれません。私自身がそうでした。
●ミリ波レーダーゆえの「感度自動調整」の重要性

最初の設置時に、まず「誰もいない状態」をセンサーに覚えさせる必要があります。私自身の失敗談ですが、隣の部屋とのふすまを閉めた状態で調整した後、時にふすまが半開きだったり全開だったりしたところ、人の検知が不安定になりました。途中で設置場所を変えたり、人感センサーの角度を変えた時にも、毎回「感度自動調整」を行う必要があります。どうもうまくいかない時には、カーテンやその他、人感センサーProに影響を与えてしまっているものがないか考え、仮説検証してみましょう。
●設置場所を工夫する
「静止状態でも人を検知してくれる」製品ですが、ソファ越しに頭がちょっと見えているだけとかでは、流石に無理です。SwitchBot公式サイトには、静止状態の人をちゃんと検知してもらう設置場所としてこんな図が提示されています。

静止状態で照明が消えてしまうなどあったら、このあたりを見直してみるといいかもしれません。
一方で、真っ暗な部屋に入ってきた時、なるべく早く検知してもらい、照明をつけてもらいたいと思うと、人感センサーProが扉方向に向くようにしたい気持ちもあります。このあたりどこを妥協点にするかは割と悩ましい部分かもしれません。
●ローカル連携がオフになっていないか
自分の環境だけかもしれませんが、うまく動かないなと思ったら実はローカル連携が「オフ」に切り替わっていたということが何度かありました。人感センサーProが再起動となると、その時点でローカル連携は一度オフになるそうです(ボタン長押し・電池を一度抜くなど)。再起動したつもりはなかったのですが、なぜかオフになっていたので、もしうまく動かない場合には、念のためローカル連携の状態を確認してみてください。
親の見守りに使うならどっちの人感センサー?
最後に、当サイトのテーマである「高齢の親見守り」の観点から。 実は、「離れて暮らす親の安否確認」が主目的なら、高性能な「人感センサーPro」よりも従来の「人感センサー」がいい可能性があります。

例えば私は、トイレの水槽タンク上の飾り棚にSwitchBot「人感センサー」(従来製品)を置いて、母親がトイレに入ってきたタイミングで通知が来るようにしていました。この使い方なら高精度な「人感センサーPro」は不要です。値段も安価でかつ「感度自動調整」の必要もなく、場所を移動してもすぐそこで使える従来の「人感センサー」のほうが使い勝手もいいでしょう。
玄関や廊下、トイレなどで照明を自動点灯させることで、親の暗闇での転倒を防ぎたいという場合も、人感センサー付きLED電球の活用がクイックでいいかもしれません。
照明の自動化をするなら、「人感センサーPro」「SwitchBotシーリングライト」の組み合わせがいいでしょう。これにAlexaも連携させておけば、人感センサーの反応が遅れても音声操作でオン・オフできて便利です。
私は、照明操作フリーな生活が気に入ったので、現在のリビングに加え、パソコン作業などをする自室にもSwitchBotシーリングライトと「人感センサーPro」を設置し、完全自動化しようと思っています。一方でキッチンや玄関は静止状態が続くことはあまりないので、従来の人感センサー+一般的な照明(もしくはSwitchBot LED電球)でいいかなと思いますし、廊下とトイレはクイックに反応してくれる人感センサー付きのLED電球にしています。
どう使い分けるかは、家の作りによっても生活スタイルによっても変わってくると思いますので、ぜひ工夫&試行錯誤してみてください。
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初級編
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<モノからチェック>
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