
寝室に「Google Nest mini」設置

ころんとしたかわいいフォルムのGoogleスマートスピーカー。
私が購入した当時は「Google Home mini」という名前でしたが、現在販売中の「Google Nest mini」と外観も基本的な機能・使い方も一緒です。
まんまるのこのフォルムと、ファブリック素材な質感でどこに置いても自然と馴染みます。
AI「Googleアシスタント」が使えるGoogle Nestシリーズ
実は私の実家では現在Alexaがメインですが、もともとGoogleアシスタントでした。ディスプレイ付きの「Google Nest Hub」をリビングに、そして母の寝室にはこのGoogle Home miniを置いて、エアコンや天井照明の音声操作をしたり、日中も長時間寝てしまっている母のデイサービスや食事のリマインドに使っていました。
今もサブとして併用しています。

ちなみに現在の最新モデルは「Google Nest Mini」で6,050円。
形状は初代と変わらず、低音が2倍増強され、音声認識機能が向上しているそうです。
寝室からリビングのエアコンをつける
母は寝ている時間が長く、日中も頻繁に寝室で昼寝をします。リビングと寝室で過ごす時間は半々といったところでしょうか。
そんなこともあり、リビングと寝室の両方に、スマートスピーカーとスマートリモコン(Switchbotハブミニ)を設置し、どちらも音声コントロールできるようにしました。

寝室にスマートスピーカーを設置すると、いいことがいろいろあります。
- 寒い冬の朝、リビングのエアコンを先につけ温めておける
- 夜中に起きた時、天井照明のリモコンを探さずに済む
- ベッド転落など何らかの理由で動けなくなった時、音声操作で照明やエアコンを操作できる
- 起きた直後に、今日の日付や時間、今日の予定を確認できる
- 寝っぱなしにならないよう、食事やデイサービスお迎えなどを定時リマインドできる
- 遠隔からスマートスピーカーを使ってメッセージを流すことができる
冬の寒さは高齢者にはこたえます。筋肉の衰えや血流が滞っているなどで、冷えが深刻なのです。リビングのエアコンは、スマートリモコン「Switchbotハブミニ」を使い、毎朝6時に自動でオンになるようにしていますが、それよりずっと早く目覚めてしまうことも多いのです。
そんな時でも、「OK Google、エアコンをつけて」あるいは「OK Google、おはよう」のどちらかを言えば、リビングのエアコンをつけることができるよう設定しました。
またベッドからの転落や、夜中にトイレに行こうとして転んでしまうといったリスクも高いのが高齢者。実際、母もベッドから落ちて動けなくなり、そのまま半日以上うつ伏せで倒れていたことがあります。
暗い中でリモコンが見つからなくても、声だけで簡単に天井照明をつけることができれば、転倒リスクは減らせますし、仮にベッド転落・転倒した場合でも、リモコンなしで照明をつけることができれば自力で復活できることもあります。
認知症の初期症状では、日にちや時間がわからなくなってしまう「日時見当識障害」という症状が現れます。母もこの症状がひどく、それによるトラブルも多発しています。
私が実家にいれば、間違って認識してしまっている日時やスケジュールをただすこともできますが、一人だとそうはいきません。そこで「OK Google」の出番です。
「OK Google、今日は何日?」
「OK Google、今週の予定は?」
こういえば、Google Home miniやGoogle Nest Hubが、正しい日時やスケジュールを声で返してくれます。起きた直後は特に記憶や認識がごっちゃになっていますので、寝室でその確認ができるのはとても便利なこと。
そして最後にもうひとつ。
Google Home miniには、スマホアプリ「Google Home」から音声でメッセージを流すこともできます。寝室ではスマホを持参していないことが多いので、急ぎで伝えたいことがある場合には、ネットワークカメラで起きていることを確認し、Google Home経由で話しかけたり、テキストメッセージを読み上げしてもらっています。
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