スマホで来客応対~Xiaomiのスマートドアベル
§この記事は2021年10月作成したものです/現在は別の製品を使っています
日中も寝ていることが多い親は、玄関に来客があっても対応できないことが増えました。一人暮らしだと怪しいセールスに狙われがちなので、知らない人の場合には出ないほうが安全です。
そんなわけでスマートドアベル「Google Nest Doorbell」を導入したかったのですが、2万円以上と少々値も張るので、もう少し安価に購入できるXiaomiの「MIJIA 1080P HD Smart Video Doorbell 2」を買って設置しました。
既にネットワークカメラを一台導入していたので、同じアプリで管理できるのも魅力でした。
ちなみにスマートドアベルのイメージが湧かないという方は、Googleのこのプロモーション動画を見てください。
同梱されていいたのは、玄関のドアに貼り付けて使うドアベル本体と、家の中に設置して呼び出すチャイム。あと乾電池が6本と小さなドライバです。
裏面のカバー部分に両面テープがつけられているで、これで玄関のドアや外壁に貼り付けます。さらに四つ角を小さなネジで固定してもOKですが、試した限りは両面テープだけで大丈夫でした。
電池を格納する場所の上部にリセットボタンがあり、これを押してアプリとリンクし、Wi-Fiの設定なども行います。
実をいうと、ここはちょっと苦戦しましたが、アプリで居住地を中国にすることで無事リンクと設定に成功しました。
ただ失敗したのがここです。
両面テープでしっかり貼り付けられるよう、玄関ドアの取っ手上部の平らなところに両面テープで貼り付けてしまったのです。
でもよく考えたら玄関ドアは金属製。
ちょっと右にずらし金属が格子状になっている場所に貼り付けるべきでした。全面金属の上だとWi-Fi電波状況が大幅に悪化してしまい、通信できず「オフライン」になってしまうことが多々。
その失敗さえ除けば、製品はよさそげです。
誰かがチャイムを鳴らした時だけでなく、カメラが動体検知した際にも自動で録画保存されるようになっているので、玄関前の様子を遠隔で確認することができます。
LIVE映像を見たり、私が遠隔での来客応対するにはWi-Fi電波が弱く、すぐオフラインになってしまっていましたが、それもルーターを変えて少し改善しました。
誰かが門の中に入ってくるなどして、ドアベルが動体検知すると、スマホにこのようにプッシュ通知が届きます。またチャイムが鳴らされると「Someone rings the doorbell」とでます。
こちらが自動録画されたもののキャプチャ一覧。タップすると再生されます。
LIVE映像はこちらで、この状態で双方向の音声会話が可能です。「ライブ映像を終了」にすれば停まり、その下のマイク・スピーカーに斜線が入ったボタンをタップすれば、こちらの音声もしくは、ドアベル側の音声を停めることができます。
自動録画された映像は、このようなサムネイル一覧で見ることもできます。ざっと見れば、何時に誰が来たのかなども一目瞭然です。
このXiaomiのドアベルは、半年ちょっと利用しました。来客と人の出入りが極めて少ないこともありますが、その間電池交換は2回程度。
現在は「Ring Video Doorbell4」を使っています。かなり脆弱なWi-Fi環境でも非常に安定しており、LIVE映像での応対もスムーズです。Xiaomiのドアベルでは、Wi-Fi電波が弱くオフラインになってしまうことも多かったのですが、そのようなこともありません。
価格はやはり2万円超とXiaomiよりはずっと高いのですが、来客応対でたびたび使えなくなってしまうのでは導入しても意味がないので、今から買うならRingやGoogleのスマートドアベルのほうがいいと思います。
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入門編
初級編
<目的からチェック>
- 急な発病・転倒など緊急事態を早期発見
- スケジュール管理・毎日の日課リマインド
- 熱中症を防ぐ/家電製品の消し忘れチェック
- いつでも顔を見ながらコミュニケーション
- 外出・帰宅を確認/遠方から来客対応する
- リモコンが苦手になっても「声」で家電や照明操作
<モノからチェック>
- まずは手軽&安価にネット環境を作る
- 見守りの「目」になるネットワークカメラ
- 家電遠隔・自動操作するスマートリモコン
- 高齢者アシスタントはスマートディスプレイ
- 転倒や異常事態を検知するためのセンサー
- スマートドアベルで遠く離れた場所で来客応対
実践編
- 「お薬は飲みましたか?」とスマートスピーカーがリマインド
- 親にスマートスピーカーをスムーズに使ってもらう工夫
- IFTTTを使ってスマートホーム製品からLINE通知させる
- スイッチのみの昔ながらの天井照明をスマート化する
- 実家インターネット環境を「格安SIM+SIMフリーWi-Fiルーター」で構築
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